つま先から愛されて【嗅いで、舐めて、擦りつけて。単行本版】
松本ノダ
このレビューはネタバレを含みます▼
レビューを読んで楕円白抜きを承知で購入しました。
修正がほとんどのエチシーンで気にならなかったのは、構図がサイコーにイイからなんですよ!
見下ろす、見上げる、フォーカスする。強調したいところをちゃんとエロく見せてくれています。
あとやっぱ足ですね。作者さまもおっしゃてる、電子配信だと表現が限られてくるから代わりに足でエロスを表現しようと。
ベリ子先生のジャッカスみたく美しい足ではないんです。(あちらは脚でしたか?)けどエロさで言ったらこっちのが数段上です。
足だけ別の生き物のように主張しています。白濁した汁に塗れる足、鼻血が垂れる足。ストッキングで包まれた足にねっとり液がかかってtnkを挟んだり。お尻と連動してピクピクってなったりギュってなったり。
エロスは性 器だけで表現するものではないと、解ってはいたつもりですがも一度ちゃんと教えてもらいました。
受けちゃんが少々女の子っぽいのですが(いつも花柄のリラコみたいのをはいてる)肩幅ひろいしちゃんと男の子に見えます。
ストーリーは「好き」を追求したのかな?受けちゃんが欲しがってた「好き」の言葉を最後には逆に求められて恥ずかしがってたのがいい萌えオチでした。
あと、元彼は靴を買ってあげて履かせてたけど、攻めくんは靴を脱がせて愛でるというのが対比になってるのかな?
元カレは気を持たせず正直に愛せないと言ってる所はいいとして、受けちゃんの求めるところではなかったと知った時点で推して測らねばなりませんでしたよね。
でもお話的にヒリヒリさせる当て馬役をキッチリ演じてくれました。
お話全体が終始ねっとりしっぽりしていてすごく好きな雰囲気でした。
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