イッて旅して愛されて(合本版)
」のレビュー

イッて旅して愛されて(合本版)

沙槻

難解なえっち本

ネタバレ
2021年9月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●こちらの作者さんの絵柄が気になってどれか読んでみようと思い、割引されていたので購入してみました。表紙・広告等込みで126P。
●設定が難しい…なんとなく、1990年代頃のSFBLのイメージです。もう少し簡単にしてもらえた方がスッと入ってきたかなぁ…分からないところは流してしまいました。
●「精 液で術が発動」という強烈な設定もあるので、メインCPだけではなくいろんな組合せのえっちが度々出てきます。メインの直葉も時間を跳んだ先で渉と同じ顔した渉琉としますし…ご先祖様は「全裸に烏帽子」で3Pですし…。直葉と渉のえっちは三度出てきますが、実家の蔵の中、公園のベンチ、ご先祖様の目の前と、なかなかのシチュエーション。
●設定難しいしえっち多いですが、ストーリーは結構好きです。ずっと「ただの“特別な”幼馴染み」の直葉と渉。お互い相手への欲は隠して過ごしていたけど、渉がそれを爆発させたのをきっかけに抱かれた直葉がタイムリープ。跳んだ先々で様々な人の想いに触れて渉への想いを強くし、戻ってきてようやく渉に本当の気持ちを伝える…という感じです。
●ちなみに本作では作中の「昭和の時代」について何も回収できてなく、その部分が「〜恋をして」に描かれています。2作読んで初めて「完結」という感じです。
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