このレビューはネタバレを含みます▼
打ち切りの事情は同じ作者の「連載終了！」で読めます。
トンデモ感がありますが、勢いがあり、Kのキャラクター造形も魅力的です。いかにもな強い女！ではなく、憂いのある可憐清楚な美少女で、おっとり上品な感じがするのにか弱くはなく、クヨクヨすることもなく復讐に一途。彼女の内面に寄り過ぎず、復讐譚のアクションものとして仕上げてるのも良い。
打ち切りは残念ですが、長引いたらこの面白さが薄れてしまったかもしれない。当時のジャンプなら人気作の引き延ばしもすごかったでしょう。
今読むとトンデモ感がギャグっぽいし、イゴールの科学的な説明もそんなわけあるか！だし、Kの骨格にお饅頭みたいな胸がついてるのも何だこれ（笑）
だけど古い映画を観るときと同じく、それも時代の味です。愛すべき80年代の漫画。
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