表紙と印象違う

中身は若干雑かな？表題作と1作で、表題作の方が短いような。表題作は思春期の妄想が暴走している龍吉と、そんな龍吉に惚れてる乙哉のDKもので、涼しい顔して妄想は激熱なのが面白いです。対して乙哉は…あれ、どうなんだろう？料理が上手で元気な子という印象しかない。龍吉のキャラが顔は地味なくせに妄想が濃すぎて(笑)
2作品目は、かわいいものと、かわいくなることが好きなのに正直に生きてると変だと言われる事を理不尽に感じている思春期のゆうと、色々と拗らせちゃっている歯医者さんとのお話。表題作がコメディタッチで、こちらはストーリーがちょっと深くジェンダーに関する悩み等が織りまぜられています。先生がかなり闇深そうでしたが、ゆうに救われて変われそうなのが良かったです。ゆうの幼馴染みの女の子が中身イケメンなのも、ゆうとの対比な印象で描き方上手だなと思いました。