豪傑の王子と悲しみの銀豹姫
」のレビュー

豪傑の王子と悲しみの銀豹姫

アドウマドカ/蘭蒼史

素晴らしい明るさと前向きさ

ネタバレ
2021年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローはなかなかに珍しい明るさと前向きさを持ち合わせていて、努力もしっかりとした上での楽天的な自信に満ち溢れている。そんなヒーローがヒロインと出会う。悲劇の境遇のヒロインは常に後ろ向きだが、ヒーローに甘く愛されていくうちに、性格もヒーローに感化されて、前向きに考えられるようになる。一度はヒーローを拒絶するも、迎えにきたヒーローにより、ヒーローの国へ。しかし、やはり、夜しか人間になれないことで、限界が来て、ヒロインはまた自分の城へ帰ってしまう。それをヒーローが追いかけてきて、真相を知り、魔女退治へ。
魔女との攻防であわやという時に、ヒロインが助太刀に入る。そして、それにより、魔女の隙をつき、退治することに成功。魔法が解けて、目覚めたヒロイン父王、女性の姿へ戻った妖精、皆を魅力し、あっという間にヒロインの国でも愛される王になるヒーロー。そして、子供が出来、二国が統合することに。大国となった国をカリスマ性を発揮するヒーローが纏めていく。
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