このレビューはネタバレを含みます▼
初恋の人・修司×痛くないとイケないゲイ・皐月。高校の卒業式で親友だった修司に告白し、酷い言葉で振られたことで心に深い傷を負った皐月は、8年振りにまさかのゲイバーで修司と再会。あの日から自分を愛せなくなって、自分を傷付けるようなセッ/クスしかできなくなった皐月の傷が深すぎて、修司がどう挽回するかと思ったけど結構あっさりめ。皐月が最初から修司には弱々だし、皐月の痛々しいH描写もさほどなくマイルドで読みやすいです。もっと修司を苦しめたかったのが本音だけど(笑)修司の過去の行動が自己保身に走ったものばかりで、この8年はすれ違いじゃなく一方的な拒絶でしかなかったと言ってやりたい。あとがきで皐月にイライラしたかも…とありましたが、私は修司にイライラしました。皐月が幸せならいいんだけど。藍人くんの豹変ぶりにびっくりでしたが、いい子っぽいので幸せになって欲しいな。