執事の狂愛
」のレビュー

執事の狂愛

桜井さくや/蜂不二子

許されない恋

ネタバレ
2021年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初貴族のお嬢様と執事の恋愛物題名の執事の狂愛だと思って読んでいたら,全然違う。
純粋とてもお互いに大切に想い合っていた2人で、子供の頃の怪我が原因で、後遺症が残るヒーローに懺悔する意味も有り自分の側に置いた筈だったけれど、ヒロインがいとこめっちゃくちゃ人として悪い男性と政略結婚をさせられそうになり、婚約した途端本心が出てヒーローが間に入りヒロインを庇わなければ今頃ヒロインも家の為泣く羽目になっていましたね。
ヒーローは悪くないのに、咎人の様にされでも、ヒロインの妹や使用の人達により逃げれる事に異国の地で幸せになりかけた時に悪い奴が来て幸い心の傷を持ってしまったヒーローを支えて生きて行く覚悟も出来たヒロインも素晴らしく良かったし,周りの働く家の夫婦や娘も良い人達で,きっとこの先幸せに暮らしていけるでしょうね。
ソーニャ文庫サイトの番外編は、周りにも祝福されるけど、ヒーローが長年恋を拗らせ実らないと思っていたので、抑えられなかったのか、葛藤しながらヒロインは気づかずしましたね。
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