陵子の心霊事件簿
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陵子の心霊事件簿

篠原千絵

迫り来る恐怖

ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ちゃおに掲載されていた本作品。1988年~1991年発行。飼い猫のポウが亡くなり、陵子の周りで起こる怪奇現象。同時に謎の幽霊=拓が自分の体探しを依頼。
様々な霊に狙われる陵子を助ける代わりに、拓の体探しをすることになった陵子。
木の下から死体、霊が憑く訳あり男子や粘着男。危険な旅館、拓の妹と蛇。豹変する母や兄と黒い猫。そして病弱な女性と拓の関係。少しずつ謎が分かり、同時に深まる謎。
何故二人が悪霊たちに狙われるのか?次々息つく間もなく攻めてくるのが作者らしい。蛇とかネズミ料理とかインパクト大!
今読むと急に遺体が見つかったり甦ったり、陵子の父が秘密を教えてくれたり等々、色々突っ込み所も多いですが、二人の恋愛模様を含めて一気読み!拓が色気がありカッコいい。
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