心温まる…

ネタバレ

2021年10月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ ●作者さん買い。初連載ものということで、粗かったり唐突感あったりするところもあると思いましたが、トータルで好きです。絢斗も榛名も寂しさを抱えていて、二人で補って癒し合う感じが良く、未来までもそうあってほしいと願わずにいられない。
●絢斗は男女関係なく惚れっぽそう（でも惚れたらきっと一途）ですが、榛名は祖父母のために堅実に生きてきたのに自分がゲイだと自覚して苦しんでる…みたいな裏設定あればいいなと…（すみません、本当に勝手な妄想です！そんな記載は一切ありません）。二人がかなりあっという間に恋に落ちるので、なんとなく。
●大事な人に愛されなかった絢斗と、大事な人を愛することに臆病な榛名。約束のゆびきりと、それを守ること、守ってもらえることが二人にとってとても大切で。妹のプレゼントを一緒に選んでほしいとか、君の誕生日を来年も再来年も祝いたいとかいうのは、もうお互い「家族になりたい」っていうのと同義じゃないだろうか。最後に榛名の性格ゆえもう一悶着ある二人ですが、恋ちゃんやおじいちゃんおばあちゃんに背中を押されて丸く収まります。
●恋ちゃんを置いていったお母さんは、多分戻ってこないのでしょう。でもきっと、絢斗と榛名に（あとおじいちゃんおばあちゃんも）大事にされて育つんだろうなと思います。というか、そう願います。ややこしいところは真面目な榛名が役所でなんとかしてくれるはず！

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みうさん

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