このレビューはネタバレを含みます▼
いつもは念入りにレビューを確認してから決めるのに、今回は値下げのタイミングで勢い任せで読んじゃいました。続編は未読。迷った末に、買うのはやめました。感想、まぁ…ストーリーは面白いけど、仇討ちのオヤジ(と取り巻き)に陥れられるシーンがなぁ…やっぱり甘くないかぁ、、って感じ。確かに好いた相手はスーパー攻だけど、彼に助けられた後の甘々タイムより、オヤジ共にいたぶられるシーンが思いのほか長く長く感じてしまって、げんなり。助けに来るのが絶妙に遅いと思った…未遂とはいえ、オヤジ共に蹂躙されるというのが気分悪くなっちゃって(もちろん吉原という背景を見れば、現実はもっともっと残酷だったことは想像に難くないですが…あくまで創作という目線で読んでますのでご容赦を)。未遂は未遂でも、出来れば傷が浅いうちに早く助けて欲しかったなぁ。主人公の屈さない精神には多少救われたけど(色々されたのにむしろあっさり)、結局クソ共の始末は曖昧なまま…個人的に左源太には乗り込んだ勢いのまま怒り任せにぶった斬って欲しかったくらい。糸井にどんな罰を下したのかは続編に出てくるのか?読後はそのモヤモヤを払拭したくて続編を購入しようとしたけど、多分そこまで昇華されない予感もして、結局買わず。とまぁ勝手なこと言ってますが、一方的な乱暴シーンが苦手のくせに吉原やオメガバのジャンルに手を出す自分が悪いんです(^_^;)。痛々しいジャンルに慣れている人には取るに足らないかもですが、やはり甘々が好きなので、「舞台」としては厳しいけどそういう王道展開を期待して見始めるんですね。なのでレビューを拝見し地雷チェックする身として、同じところに不安がある人の参考になればと補足としてレビュー書きました。