夜分に吸血失礼します。
」のレビュー

夜分に吸血失礼します。

あみだむく

ヤバい作品がBLにきた〰️!!R4,6,2更新

ネタバレ
2021年10月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ これはBLジャンルにおいて異端になるのではっっ?な作品

吸血鬼は過去に何作品か読ませてもらったが、そのどれにも当てはまらない!

吸血鬼という設定上、人と距離をおいて生活するというのが常だがバリバリのリーマン

それに吸血鬼になったばかりの設定だから自分を受け入れていない←覚悟がない

吸血鬼とバレてしまっている人がいるが、通常その人物は情が芽生え血を提供するが、こちらの人物はwinwinの関係と言って気まぐれでしか提供してくれない

実に哀しく憐れで可愛そうな吸血鬼です。
いっそ銀の杭を心臓に打ち清々しく儚く散ったほうがよさげな小夜さん。

それに対して人間なのに人間から逸脱しているのは山寺。
何を考え何の目的で小夜さんにつくのか?

会話の端々に過去に自分の家族と何かあったのは分かりますが1巻では全くわかりません。
そして最大のヤマは2巻でBLになるのか?

解明される2巻が配信され即購入。
相変わらず小夜さんは吸血鬼としての覚悟はありません。
ただし、自分自身を吸血鬼にした女性=メイを探すために山寺に頭を下げてまでお願いする姿は、1巻より一歩決意が固まったような気がします。
それにより彼らの関係はより下僕に近くなりました(笑)
2巻はいっきに登場人物が増えた!
彼らが住んでる一帯をテリトリーとしている伊達。1巻の最後で登場した美礼。
そして小夜さんを吸血鬼にしたメイ。

2巻の終盤では1巻同様彼らの危機が起こります!
来年なんですか...年越しなんですね😢
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