攻めの一途で静かな愛情が、すごく…

ネタバレ

2021年10月7日

このレビューはネタバレを含みます▼ 受けの櫂の元想い人、航一の結婚式。幼馴染の二人に高校から渓介が加わり、友人3人になって10年。式の後、セフレの様な関係の櫂と渓介は、ホテルでセックスしますが、その時の二人の気持ちには齟齬がありました。それが10年前から紐解かれていきます。渓介は別れる覚悟をしていて、櫂は恋人へ進もうとしていました。
攻めの渓介はいい男。航一もホント良いヤツ。でも、櫂にはちょっと気持ちが添えませんでした。
渓介は高校から櫂への気持ちを隠していて、セフレの様な関係で同居してます。櫂の心は航一にあると思ったまま。でも櫂は渓介の気持ちを分かっていて、でも心地よい関係を壊したくないと、ずっとそれを享受してました。割と早い段階で渓介＞航一になっていたように見えるのに。その間の渓介の不安と葛藤を思うと、待たせすぎじゃない？と、ちょっとモヤモヤが。
ストーリーは優しいです。航一の存在も心地良い。何より、渓介の一途さがいい。渓介の満ち足りる未来を願いたい。

違反を報告する

いいねしたユーザ2人

藍花さん

(女性/40代) 総レビュー数：0件
cynthia さん

(女性/30代) 総レビュー数：1件

レビューをシェアしよう！