短編集の辰見✕戌井編の続編

ネタバレ

2021年10月7日

このレビューはネタバレを含みます▼ 本体のドラセクはアヘ顔が怖すぎるのと、短編過ぎてフェロモン症についてが曖昧だったので辛口レビューしてしまいました。こちらの作品は続編なので本体を読まないと「ん？」ってなることは少ないです。それは、冒頭で受けの辰見と攻めの戌井馴れ初めはワンコマで描いてあります。そのワンコマだけではよく分からなかったので本体を購入したのですが個人的には失敗だったので、どうしても２人の馴れ初めが気になる方は本体からオススメします。
戌井のアニオタっぷりと思考が斜め上過ぎるのと人の話を聞かなさ過ぎの強引さが相俟ってかわいいと思えたり引くわ〜と思えたり気持ちがザワつきます。(汗) まあ、辰見に対する愛はとっても感じられました。
肝心のフェロモン症のお話ですが……ん～～～………あんまり無いですね。普通のBLを読んでるのと変わらないです。４話の後編になってやっと、やっとです。辰見が戌井に惚れていることを自覚してから２人の愛が実りました。（２人のフェロモンを感じ合うことが出来ました）
フェロモン症についてはアッサリでしたが短編集よりは読み応えがあって良かったと思います。戌井たちのお友達２人(ほぼモブ)も時折イイ味を出してくれてGoodでした。
１つ気になるのが…２人の言葉遣いですかね。「好きじゃねーの」「わかんねー」とかふたりしてねーねーうるさいのが気になりました。ガチオタ非モテの戌井の言葉遣いまでヤンキーっぽくしないのが良かったかな。
丸々表題作のみP228の内、コミック用書き下ろし14P、電子版おまけは無し。形があまり分からない白抜き修正(○毛付き)

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(女性/50代) 総レビュー数：54件

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