真夜中の標的
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真夜中の標的

綺月陣/周防佑未

好きです

ネタバレ
2021年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新宿警察署刑事課強行犯係 神崎史朗(27才)×高校2年生 男娼 天野那月(17才)。那月が関係した男が次々と殺される事件があり、容疑者となった那月を取り調べることになったのは担当捜査員の史朗。顔もカラダも最高の俺様ビッ〇キャラだった那月はすぐに史朗に夢中になります。史朗には相手にされず、過去のしがらみは那月を苛みますが、されるだけされた後に(容赦ねえ~)史朗が助けにきて那月もそこはケロッとしているので読後感は悪くないです。私は史朗かっこいいって思いました。那月に手を出さないところも過去に何かあったような含みがありますし、未成年ですので。史朗は結構ちゃんとしてますし、那月も一途です。綺月先生の本は時々キツイのがありますが、これは大丈夫でした。続編を読むのが楽しみです。「真夜中の標的」→「熱砂の記憶」→「黒の真相」の順です。
2017年11月(初出は1997年) 総269ページ 挿絵あり。
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