このレビューはネタバレを含みます▼
良い意味で価値観が崩れました。ドラマや漫画を読んで育ち、やはり心のどこかで「人を殺してはいけない」「罪は明らかになる」と信じていた部分があったんだなと。色んな人がいて、色んな状況があるのに…。その点、立花さんが、悩みつつも(非行少年に対して)自分の役割を通したのは、自分の価値観に近く、ストーリーの中で救いがありました。
フィクションなので、気になるところはたくさんあります。普通の漫画では、もっと説明されるところも(たとえば兄目線の話など)、あえて描かず、4巻でまとめたのは良かったと思います。(もちろんあれば読みたいんですけど…)
最後…せめて2人でいるときや、ベッドの中では、名前で呼ぶかと思ったのですが…「お兄ちゃん」呼びで幸せそうにする2人、やはり狂気を感じました。私は、メリバだなと思いましたが、意見が分かれるかと思います。
それはそうと、三重の家賃が安い……!泣