溺愛の誤算
」のレビュー

溺愛の誤算

宇奈月香/北沢きょう

作者買い

ネタバレ
2021年10月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、ヒロインの家名、ノーブル様なのか、ノールズ様なのか。名前の間違いって、かなり致命的だと思うのですが見逃してるところが有り得ない…。そこそこのお値段なのだから電子といえどきちんと校閲してほしい。そんなこともあって読み出しからちょっと微妙な印象でしたのであまり楽しめなかったのと、登場人物(主役脇役含め)にほぼ魅力を感じられなかった。なのでなかなか読みが進まず、多いページ数が苦痛だった。父も薬を使われていて、妄想に取り憑かれていたのかもしれないがその後の昔の人柄に戻る豹変が理解できないし、ヒーローの友人も不快な上に、妹への愛への描写もなかったので、なんだったの?何故賭けにのった?という疑問が残ります。素直にハピエンとは呼べない最後でモヤモヤが残る。イラストも好みじゃなかった。
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