俺たちは運命力が足りない
」のレビュー

俺たちは運命力が足りない

藤峰式

号泣~

ネタバレ
2021年10月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤峰式先生のコミックのオメガバースシリーズの中でも最高傑作ではないでしょうか?
涙無しでは読めません。
1巻目でポロリ、2巻ポロポロ……3巻ボタボタ~と溢れる涙……もう4巻以降はティッシュが手離せんっ!
どんなに運命に抗っても結果『死』がつきまとう二人の距離がどんどん近付いて利勇がとうとう『死』を受け入れる覚悟を……そしてその覚悟を知った丈も共に生きる道を模索しながらも死を覚悟した瞬間……
5巻、ネコミ-ランド(笑)に行く話しはヤバイです。
最後の最後、死を覚悟した利勇が丈にしたお願いが最後に家族に楽しい思い出を作ってあげること……
そして時間は刻一刻と迫るなか2人は静かにベッドで愛し合う(番にはなれない)ラストはホントにめっちゃ泣きました。
そして最終巻……最後の晩餐…2人はお互いを愛しながらもその時が来るのを静かに受け入れ手を繋ぎ……その時利勇のアパートの方向に……
二人が向かうと火の手が物凄くあっという間に利勇達の家は火の海に。
両親の形見を探すため戻った弟を助けるため二人で火の海へ……弟を先に逃がすが利勇と弟を守るため怪我をした丈は自分はその場で死んでも構わないが利勇には逃げろ言う。その時利勇はこの場で死を選ぶ覚悟を……
その時芽生えた気持ちこそ運命力だと知る
晴れて番になれた二人……最後の最後のどんでん返し……このとんでもない運命力を試してまで二人を結びつけたのは……事故で亡くなった親友??
ああ……なんてものを書くんだろう……最後の最後までボロ泣きですよっ!
最高でした。直ぐに書き下ろし付きのコミックス化お願いします!
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