このレビューはネタバレを含みます▼
初めての作家様でしたが、とても独特の雰囲気がありますね。
セリフは最小限、間や表情で魅せる感じ。
また舞台が人里離れた旅館、というのもさらに雰囲気あって。夏のひと時、出会って惹かれて、そこで実ってお終いでなく、一旦離れて、秋の間じっくり想いを募らせ、また再会…という季節と気持ちの移り変わりが感じられたのもすごく良かったです。
大学生の滝谷が、すごく自分の気持ちに素直で、真っ直ぐにぶつけてくる所がまさに「若さが眩し」かった。それでいて、隙は逃さない狡猾さがあるようで、強要するほどの強引さはなく。「オレを選んでください」ってなかなか言えるセリフじゃない!!(ぎゅーん)
対して本条さんはストレートな言動はなく、大人な対応で、その対比が良かったです!
こちらでは二人はキス止まりですが、After Storyでちゃんと補完してくれてますので、そちらをオススメします!