このレビューはネタバレを含みます▼
浜真田かもめ先生の持ち味が存分に発揮されている楽しい美味しい一冊です。
下町のお弁当屋さんのお兄さんとアンラッキー体質と信じ込む30代サラリーマン。
ほのかな片思いにほんとの嵐が吹いて…
弁当屋さんの灯くんの素直なポジティブさが全編に美味しい魔法をかけてくれているような温かさがとてもいいです。
浜真田先生の作品は、ひとの温かさと包容力を信用できる気持ちにさせてくれますね。
今作もほんわかと包みこまれていい読了感で満たされました。
料理のできる人って生きる力がありますね。
包容力ってそういう裏打ちがあるんでしょうか。
そんな作品を今回も作り上げてもらえて読者として嬉しいなぁと思いました。