美貌の王太子と無口な侯爵令嬢の秘密
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美貌の王太子と無口な侯爵令嬢の秘密

永久めぐる/桜之こまこ

おとぎばなし。

ネタバレ
2021年10月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ お伽噺の王子様とお姫様のようなお似合いの2人。読書が大好きでしゃべることが苦手で奥手な侯爵令嬢エリーネ。ある時偶然王太子と図書館で出会い物語が始まります。想いを通わせた後、いじわるな令嬢にエリーネは命の危険に晒されますが、拐われる直前に機転を効かせていたためになんとか王子様に助けられて無事に婚約、結婚、幸せになりましたとさ、めでたしめでたし。という物語です。王道も王道、王子様はキラキラでちょっと執着腹黒っぽいところもありながら一途で素敵だし、エリーネは侯爵令嬢として奥ゆかしくでも知的で健気でかわいい。2人の距離も語らいから少しづつ深まっていくのも好感高いですし、閨のシーンも最終章での結婚初夜のみですが、それがまたこの物語にはちょうど良かったです。サラッと、ラブがあるお伽噺を読みたい!という時にオススメです。
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