このレビューはネタバレを含みます▼
元詐欺師の里見(受)とかつて里見に騙された経験がある宇崎(攻)のお話。社内の横領事件を解決すべく、宇崎の指示で里見は協力する羽目に。ただ、元詐欺師だった里見を野放しにも出来ないと判断した宇崎は、事件解決まで里見と寝食を共にするのですが‥。
一緒に暮らしていく中で、徐々にお互いの距離感が近くなる展開がとても自然で好きでした。詐欺師ならではの観点は興味深く、お互いの過去に触れるところは切なく、事件解決に向けてワクワクしたりと面白くて一気読み。
攻めが包容力のある大人な男性、受けがちょっぴり寂しがり屋なところもお似合いなCPでキュンときます。里見と宇崎が墓前に報告するエピローグにグッときて、2人がようやく信じられる相手を見つけて良かったなぁと、こちらまで幸せな気持ちになりました。小山田先生のイラストも作品に合っていて良かったですよ。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG