このレビューはネタバレを含みます▼
留年中の映研サークル監督・智美×映画賞獲得を目指す新入生・颯真。とある事情からどうしても学生映画祭で賞を獲りたい颯真は、新歓上映会で智美の作品を見て協力して欲しいと依頼する。酔った智美の軽口に乗って関係を持ち、一緒に撮影することになった颯真の目的がなんとも…。哲がドクズ野郎になったのは智美の才能に出会ったから？単に元から？その辺りがちょっと消化不良でした。描き下ろしからしてスピンで描くつもりだったんだろうけど、続刊じゃなくてスピンなら、この作品はこの作品としてもう少し説明が欲しかったです。排他的だった颯真が仲間を得て自分の世界を広げて、目的を見失っていた智美が再び映画への情熱を取り戻して、互いが互いにとって光になるのが温かくてよかった。とりあえず哲のその後を読んでみます。きっと成長してる智美と颯真のことも分かるといいな。
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