雨上がりの僕らについて
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雨上がりの僕らについて

らくたしょうこ

シリアスだけどシリアスじゃない!

2021年10月21日
高校の同級生だった受けと攻めが偶然再会する所から始まります。ずっと攻めの事が好きだったけど、攻めに彼女がいる事、自分がゲイだという負い目から、自分に自信が持てない受け。対して攻めも家庭に問題があり、お互い重いものを抱えています。が、作者さんの力量でシリアスな場面も重すぎずに読めます。所々で息を吐ける場面が用意されているので、わりとシリアスな内容もあるのに、読後感はとても爽やかです。2人の関係性や空気感がとても良くて、何度読んでも癒されます。
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