このレビューはネタバレを含みます▼
「夫を捨てたい」では、そんな男を選んだ自分のせいじゃない?としか思いませんでしたが、本書では思いっきり共感の嵐でした。
うちも家事も育児も仕事も、しっかりやってくれる夫なのに、何をしても、重箱の隅をつついて文句を言いたくなります。性別が逆だったらモラハラで問題にされるレベルだろうなと思いつつも、本の中にあった「フェアじゃない」という単語が常に頭に浮かんでやめられません。
普段は仲良しでも、心の中では、子供の看病で会社を休んだ日数が同じ、いや自分より多くないとフェアじゃない。ご飯を食べさせた回数、保育園への送迎、全部私より多くないと、「私は産んだんだから」フェアじゃない。そう思ってしまいます。
やってくれていないことじゃなく、やってくれたことに感謝しようと思えました。
(ちなみにキャリアも育児も、はよほど程度の低い会社でなければ両立できることだと思います。)