結構粗削りかも（でも好き）

ネタバレ

2021年10月23日

このレビューはネタバレを含みます▼ ●『卑怯者〜』が好きで気になっている作者さん。今回クーポン使わせていただきました。コミックス版にすればよかったかなぁ…
●作者さんの絵柄が好きなのですが、本作は動きや表情がカタく見えたり、キャラの髪色が途中で変わっていたり、やや粗い感じ。ストーリーも、いろんな要素が盛り込まれていて、（私はそれらの全ての要素が好きだし大事だと思っているのですが、）ひとつひとつもう少し丁寧につづってほしかったなという気持ちです。（トータル100P程度なので仕方ないとは思うのですが…）
●それらの要素にも増してもっと丁寧につづってほしかったのは壮介と千尋のことで、特に千尋が壮介に心を寄せていく過程はもう少し分かりやすくても良かったかなと思います。苛立ちでしか表現できてないのがもったいない。（千尋自身がそういう性格なのもあります。）
●最後まで読んでみると壮介の方はわりと分かりやすくて、幼き日（何歳くらいだろう？）に千尋に恋に落ちて、彼のナイトになりたくて、一途だし甘えたり拗ねたり、なんかかわいらしく見えてきます。
●できごとがポンポンと進んでしまうので、二人の気持ちの揺れ動きを読者側が深読みして補っていく必要があるかなと感じました。私はそういう読み方も好きなので、ざっと＋じっくりで2巡読んで、満足しています。

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みうさん

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