王室護衛官を拝命しました
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王室護衛官を拝命しました

水壬楓子/サマミヤアカザ

歴史系ファンタジー

ネタバレ
2021年10月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊の『王室護衛官に欠かせない接待』が気になり、シリーズ物である事を知り、先にこちらを購入しました。
第五王子のディオンと王室護衛官のファンレイ。独立戦争で英雄になるも戦後は目立つ活躍のないディオンと、戦争での働きが認められ王室護衛官に任命されるファンレイ。戦争の時はいつも一緒だったのが、物理的に離れた事で気持ちも離れたように感じる。そこに王室護衛官として大きな仕事があり、様々な人の思惑が絡み事件が…というお話。
様々な人の思惑が絡んで事件が起こり、ディオンとファンレイが巻き込まれる様はハラハラしました。ディオンとファンレイは戦争中はあんなに通じ合っていたのに、ファンレイが忙しくなるとすれ違うようになり、ファンレイの気持ちを思うと切ない。ディオンがまた言葉が少ないので、モヤモヤしましたが、ラストはすっきりハッピーです。
護衛官の制服姿に萌え、ファンレイは美しく、イラストも堪能できました。
続編を読むのが楽しみです。
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