天鏡のアルデラミン
」のレビュー

天鏡のアルデラミン

川上泰樹/宇野朴人/さんば挿/竜徹

良いところとライトなところ

2021年10月25日
半額なので4巻まで読んだ。
帝国の士官学校から級友と色んな道を目指したり色々こなしていく物語。名家や貴族、王族なんかも当然あります。
戦闘中心で布陣や戦略も多く軍記物語といってもいい。
本格というには微妙、ガッツリなようでいて敢えてライトに仕上げてる感じで本当に微妙なところ。
エロは無い。
絵が転スラの人なので、時折ヒロインに角が生えてるようにも見えちゃいます。
ただ、絵は上手いけど、上司とか誰が誰かちょっと同じように見えちゃいます。
主人公の目は好きですね。
キャラ的には、1巻読み初めはキャラとして斜に構えて実は凄い、みたいな感じに思えて、あーまたこういう感じかとちょっと萎えるも半額手伝って読み進めたら良くはなりました。
軍記物語だと私は「軍靴のバルツァー」みたいなガツガツしたものが好きなので、その点に関しては物足りなさが残る。
でも読み進めると、ガツガツしたところも多くなったり感情の発露で悪く無いねぇって思ったりするんです。
だけど、良くなったところでガクッと来ちゃったりする。
例えば、部族が方言使う場面もあるんだけどそういうのはちょっと薄く思えちゃうんですよね。
あと、女性が呂布な理由ももうちょっと納得させて欲しい。
好きって思って、やっぱりあーって思って、お、盛り上がってきた、あーやっぱり、みたいな恋愛の最初みたいな漫画でした。
仲の良い友達(笑)くらいのスタンスだと楽しく読めるかもしれないです。
のめり込まないけど、楽しくまったり読めます、今ならリーズナブルで!
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