追放悪役令嬢の旦那様
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追放悪役令嬢の旦那様

なつせみ/古森きり/ゆき哉

よくある転生だけど、切り口が違う

ネタバレ
2021年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ なろうで読破済&小説版も販売分全巻購入済。そしてこのコミカライズも勿論出ている分購入済でお気に入りです。
よくある異世界転生系だけど、主人公のフランは転生した本人ではなく、その転生者に当たるヒロイン・ラナの夫(形式上)!転生者をその異世界キャラの視線から見ている感じになっています。そういうことでも切り口が面白い。
異世界物だと、どうしてもチートとハーレムor逆ハーモテモテ展開が多くて正直そういう展開になると飽きてしまうのですが、フランはぶれずにずっとラナ一筋だし、ラナも、記憶にあるラノベ世界に名ありキャラとして表記されてなかった「モブ」だったはずの彼にどんどんひかれて、お互い思い合うようになる過程もいい。
このコミカライズも、原作のいい味を生かしてて、特にフランの戦闘シーン何か、格好良く描写されていました。
フランたち以外のキャラもとても良くて、レグルス&グライス兄弟や、ドゥルトーニル家の皆さん、ワズやトワイライト王子など、みんないい味出してます。
異世界物でお薦めは?と言われると、私はこの作品推します。
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