おしどり悪友
」のレビュー

おしどり悪友

黒井つむじ

なかなか味わい深い…

ネタバレ
2021年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな2人がいると周りはホワホワあったかい気持ちになるだろうな。そしてこんな世界が当たり前であってほしいし、もしかしたら何処かの高校では当たり前の光景かも?と色々想像が膨らむ2人です。
魅力的な2人の関係に、温かい周りの人達。
本作はくっつくまでが主ですが、
くっついてからの2人の日々が一冊丸々見てみたい!
この作家さんの作品でこれが一番グッときたかも。
(後、友人の貴志くんが受けを好きかも?描写があって改めて、ゲイとノンケの違いは確実にはあれど、やはり人間として好きになったらその先は自然と性の壁はなくなってしまうのかも…と思いました。その先の機会を作るか作らないかの違いが大きいんだろうな。性別は動物的にはあるんですけど、精神的にはあってないようなものだなと思いました。性別で好きになるならないはあるけれど、性別の前にこの人が好き!ってのもきっとありますもんね。…等と、色々考えさせられました。ノンケ攻めになった貴志くんも個人的には見てみたい。絶対男前)
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