番からはじめていいですか?【コミックシーモア限定描き下ろし漫画+特典付き】
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番からはじめていいですか?【コミックシーモア限定描き下ろし漫画+特典付き】

リトルエヌ

たぶん…

ネタバレ
2021年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ぼくは道くん〜」の、亮くんのお兄さん・怜とその番の柊馬くんのお話。オメガバでも派手に重たい話ではなく、ほんわかした系統の「ぼくは道くん〜」シリーズでは、比較的・ほんのちょっとだけ重めかもしれない。
第二次性が判明して親に見捨てられた状態に陥った上に両親と死別した柊馬くんが、告別式で親の知り合いである怜にあって、そこでつがいになることを持ちかけられて、その時以降殆ど肌重ねなかったこともあって、自分はどうして番にしてもらったのか、怜をどう思っているのか、とか色々思うところがあって葛藤している場面が。柊馬の周りは義両親も運命の番だし、義妹番は付け入る隙がないほどらぶらぶだし、義弟は小学生で純真無垢だし…ゆえに、色々不安だったんだろうな、と。結局は、色々言葉にできてなかったからだし、元々好みも波長もあってたし、「まずは番になってから、どうしてわかり合ったか」という感じだと思う。
やっぱり、この作家さんのオメガバは、重苦しくなくて、ほのぼのできる。
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