このレビューはネタバレを含みます▼
中学からの親友で今は隣人のイケメン画家・耀×生真面目な公務員の修司。仕事に没頭しては自分のことを疎かにする耀を見兼ねて、毎朝あったかいスープを作って届けている修司。冬の寒い朝、寝起きでまだぎこちない体が温かいスープでほっと緩む幸せ。それが毎朝届けられるなんて羨ましすぎる!ノンケの耀への想いを秘めて、叶わないと分かっていながら耀のためにスープを作る修司の甲斐甲斐しさがもう…!親友として側にいながら一線を引いていた修司だけど、思いがけない出来事から二人の関係に変化が。幸せなラストは耀の心と体を温めてきた修司の想いと優しいスープがあったからこそ。二人の過去エピソードもいいな。滋味深くて優しくてほっこり心が温まりました。丁寧にスープ作りたくなった!