このレビューはネタバレを含みます▼
神社の跡取りの理央の許嫁がある日いなくなってしまい、その後急に許嫁の弟の凪が理央の元に来て、自分を姉の代わりにして欲しいと云われてからのお話です。
理央には狐様のうかちゃんとお話出来る能力があり、凪には鴉様とお話出来る能力があるって、やはりそういう血筋に生まれて跡取りの理央には分かりましたけど、凪が鴉と話せるのはやはり男子のみに受け継がれているのかな？
凪の姉と妹にはそんな能力あるとは言ってないですしね。
凪が幼少期に跡取りではないから、必要とされてないと思い込んで引きこもりになっていたのは、やはり周りの環境と家族が勘違いをさせてしまったせいですよね。
その点では特に父親が凪の理解者となってあげるべきですよね。
凪が可哀想でしたね・・・。
でも、幼少期にあったことがある理央にとても優しくしてもらったことがずっと心に残っていて、姉がいなくなってしまったことで自分が姉の代わりになればという思いで、理央に会いに来ていたけど、凪は理央が好きで少しでも自分に目を向けてくれたらと一抹の思いできたけど、理央が自分に好意を抱いてくれるかわからないのに。
健気過ぎです。
あんなに可愛い子は中々いないですよ。最初は戸惑いしかなかった理央も凪の健気な姿に癒され好きになっていく過程が描かれていて、読んでいて凄く凪には癒されました。
ちゃんと両家の両親にも付き合うことを伝えているので(母親同士が姉妹だから、理央と凪は従兄弟ですね。)、ホントに幸せになって欲しいです。
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