復讐の規模が小さくなっている(長文)





2021年11月5日
他マンガのスピンオフ作品と知らず好きなジャンルの「復讐系・ミステリ作品」でとても絵がキレイだと思い拝読。
最初の頃、と言うか初回に関しては「圧倒的な悪、裁かれるべき人間」が社会的制裁を得られる事がなく、主人公が(趣味?とは言え)制裁を与えている。この過程を読んでいて生まれる「行き場のない気持ち」が成仏する感じが好きで、読み進めていたんです。しかし作品を追う事に「裁かれるべき人間」の「圧倒的、素人では太刀打ちできない」悪党感が薄れていったところがかなり残念なんです。
確かに「迷惑Y〇uTuber」とか「自分が正義なサラリーマン」の回は見ていて気分のいいものではないんだけど、「裁かれるべき問題のある人間」ってもっといるのでは?と思えてならないんです。それこそ「法律ではどうにもできなかった人」なんてたくさんいますし。結構多作品では「いじめっ子に復讐」系の漫画があるんですが、もしそう言う「今悩んでる」人に変わって復讐の代行をする、なんて展開があれば読んでみたい気もします。現在パワハラ・セクハラで悩んでいる人とかの代行とかね。
この作品の場合、とにかく主人公が「こいつはよくないね」とならない限り話が動かないので、そう言う期待をするのは浅はかなのかもしれません。
何というか、途中だからなのか分からないけど「こいつは裁かれるべき人間」感が段々薄れているのは意図的なのか、それとも…?というところで悶々としてしまいます。
余談なんですが所謂サイコパスと呼ばれる人間って現実でも社会的に警察官や社長とかの職業で成功していたりするホワイトなサイコパスがいると言う話を思い出しました。犯罪に手を染めていなければこの主人公もその類に入っていたのかもしれないと思うとこの話そのもの生まれてなかったんだよな、とか色々考えてしまいました。
最初の頃、と言うか初回に関しては「圧倒的な悪、裁かれるべき人間」が社会的制裁を得られる事がなく、主人公が(趣味?とは言え)制裁を与えている。この過程を読んでいて生まれる「行き場のない気持ち」が成仏する感じが好きで、読み進めていたんです。しかし作品を追う事に「裁かれるべき人間」の「圧倒的、素人では太刀打ちできない」悪党感が薄れていったところがかなり残念なんです。
確かに「迷惑Y〇uTuber」とか「自分が正義なサラリーマン」の回は見ていて気分のいいものではないんだけど、「裁かれるべき問題のある人間」ってもっといるのでは?と思えてならないんです。それこそ「法律ではどうにもできなかった人」なんてたくさんいますし。結構多作品では「いじめっ子に復讐」系の漫画があるんですが、もしそう言う「今悩んでる」人に変わって復讐の代行をする、なんて展開があれば読んでみたい気もします。現在パワハラ・セクハラで悩んでいる人とかの代行とかね。
この作品の場合、とにかく主人公が「こいつはよくないね」とならない限り話が動かないので、そう言う期待をするのは浅はかなのかもしれません。
何というか、途中だからなのか分からないけど「こいつは裁かれるべき人間」感が段々薄れているのは意図的なのか、それとも…?というところで悶々としてしまいます。
余談なんですが所謂サイコパスと呼ばれる人間って現実でも社会的に警察官や社長とかの職業で成功していたりするホワイトなサイコパスがいると言う話を思い出しました。犯罪に手を染めていなければこの主人公もその類に入っていたのかもしれないと思うとこの話そのもの生まれてなかったんだよな、とか色々考えてしまいました。

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駄菓子 さん
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