うさぎとロープ【電子限定描き下ろし付き】
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うさぎとロープ【電子限定描き下ろし付き】

鉢野うら

かわいい!

ネタバレ
2021年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで一気に読みました!
高校生の聖司×サラリーマンの護。聖司が7歳の頃に出会った幼なじみでもある年の差cpです。聖司は束縛が強め…いや、実際に縛っちゃうほどガチガチの束縛(笑)でも、そんな聖司をかわいく思っちゃってるんだから、護もやっぱり聖司のことが特別なんですよね。
1巻では、年齢差や聖司がまだ高校生であることから、距離を取ろうします。護からすれば、自分はもう三十路で後がないけど、聖司はまだ若いから、本気になって辛くなるのは自分…って考えるのもわかる気がします。それでも結局、聖司と護がくっつきました!高校生の間は手を出さないと誓う護も、大人で良かったです。
2巻では護の元カノが出てきます。聖司はやっぱり嫉妬しちゃうし、不安にもなるけど、ちゃんと聖司とのこの先も考えてる護が良かったです。
3巻では、護の回想が多めです。聖司と出会ったとき、聖司を意識したとき、元カノと付き合ってたときの心情。そして最後、いろんなことを乗り越えての、聖司が高校卒業して、初えちを迎えます。
全体的に聖司がかわいくて、めちゃくちゃ束縛しまくりだけど、これだけ年の差があれば、ただただ可愛く感じそうです!最初はただのわがままみたいな束縛をしてた聖司が、少しずつ成長していく過程が良かったです。一方の護も、元々世話焼きタイプだから、聖司と合ってるんでしょうね!昔は年の差というか、まだ聖司が中学生とかで邪な気持ちを持つことに罪悪感とかあったと思うけど、お互い大人になれば年の差も気になりませんよね!
ただ、回想だったり、元カノの出番が多かった気がします。せっかく3巻あったのに、ふたりの初えちが短かったのが残念でした。初えちを迎えたあとのふたりのいちゃらぶがもっと見たかったです…。
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