中陰ノ宮
」のレビュー

中陰ノ宮

zaru/Bamilssi

美麗です。

ネタバレ
2021年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙画に惹かれて解説もレビューも見ず13巻まで
一気に購入。前世での業を負った2人の物語。
美貌の皇帝(攻)と青い瞳の男の側室(受)。
おそらく中世以降の韓国あたりが舞台(あくまで私見ですが)前世で皇帝の異様なまでの執着に苦しめられた受け。願いもむなしく皇帝との記憶と共に今世に生をうけ、運命は決められていたかのごとく
また皇帝の生まれ変わりと再会します。
皇帝に前世の明確な記憶はないものの、受への執拗な執着はやはりどこかに前の世の想いが残っていたのかもしれません。海外の作品らしくコマわり?がぎこちなかったり言葉の意味がわかりにくかったりやや不自然なところはありますがそれを凌駕する
作画の美しさです。特に最新刊の咲き乱れる桜と満月の下で受がゆっくりと振り向く先に皇帝が
立っているシーン。月明かりの影の繊細さ。何度も読み返しました。ところで当たり前のように
受、攻と書きましたがジャンル的には女性マンガなんですよね?
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