このレビューはネタバレを含みます▼
高校の同級生だった二人が社会人になって再会。見た目や性格が対照的なんですが、それぞれの学生の頃の恋愛の記憶に縛られていて、かなり拗らせています。なので、結構ウジウジしてるんですが、二人とも探りながらも過去を清算していってくれるので、読後はスッキリした気持ちになれました!特に最後、高森くんが制服をゴミ置き場に捨ててからの描写。『燃えてなくなる あの制服も。それでいい』って思うところ、切ないんだけど、高森くんの時間が前に進み始めた瞬間、綺麗に表現できてるなって思いました。
でも、神藤くんは美人先生と交際していた過去を清算するために高森くんを抱くんだけど、そこがすんなりすぎて、無理ないかな?って思ってしまいました。それが個人的に結構引っかかってしまったので、星3くらいで!絵は本当に綺麗で見やすいです。