このレビューはネタバレを含みます▼
最初から色々ぶっ飛んでる作品だなーと思いました。いい意味で。冒頭のシバくんの告白から始まって、え？秋山くんそっちでシバくんそっちなんだ！？という驚きと、一瞬で離れていく友人達のリアルな反応。でも読んでいくうちにハチャメチャな面白さだけでなく、シバくんの一途で一生懸命な愛情と、秋山くんの変化にほんわかしていきました。
シバくんも秋山くんもけっこう極端な性格だけど、高校1～2年生なんてそんなものですよね。
漫画読んでると妙に冷静だったり賢かったり大人びたキャラもいて現実離れしちゃうけど、この作品に出てくる子達みたいにわちゃわちゃしてて、単純でアホだったり、こんなもんだよなーなんて。
エッチの描写がやたらエロいのですが、エロいだけの作品ではありませんでした。BL作品にエロさを求める人にも、純愛を求める人にもどちらにも刺さるのでは。3巻まで読んでシバくんの素直さと愛情の深さが微笑ましく、4巻読んで秋山くんの大きな成長に胸が熱くなり、読み終えて幸せいっぱいです。
4巻で秋山くんがシバくんを抱き締め、自分がシバくんを守ろうと、自分と向き合う決心をしたシーンや、やりたいことを見つけてイキイキしている姿に泣きそうになりました。
まさかこんなに感動することになるなんて。。
BLジャンルで一番好きな作品になりました。この作品は本当に買って良かったなと思います。
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