このレビューはネタバレを含みます▼
●癖があるかもしれませんが勢いのある絵柄で、ストーリーによく合っていて好きです。受け攻めの組み合わせもいい!ほっこり幸せになれる読後感でした。
●社食の中華部主任の野乃(受)と、監査部部長の美里(攻)。小学校の頃に出会っていて、美里にとって野乃はその頃から自分を救ってくれるヒーロー。野乃は美里の気持ちにも自分の気持ちにも無自覚に、幼い頃と同じように美里を助けてやりたいと奮闘する。
●イタリアン部新主任の薫は、野乃に恋を自覚させる良いキャラでした。他部の主任たちも、監査部のメンバーもいい人ばかり。読者までも一緒になって二人を応援したくなっちゃうんですよね。
●告白は野乃が先だったのが良かった。一度離してしまった美里の手をしっかり繋いで「好きだ」って伝えたの、きゅんとしました。えっちは一度だけですが、想い伝えあってる感じ!えっちに流れたきっかけも、野乃が美里の手をぎゅっと握ったことでした。
●いかんせん野乃が無自覚なので、中盤まで表紙のような甘い感じは全然ありませんが、最後は二人でごはんを作る幸せっぷり。私もおすそ分けしてほしい…