それが恋だと気付くまで
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それが恋だと気付くまで

ミヤジ/オイナリ

ふわっとしてる

ネタバレ
2021年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●トータル72P。日常を切り取ったような、ふわっと優しい空気の漂うお話でした。起伏はほとんどなく、さらさら読める感じです。
●幸也(ユキ)は中学で「男が好き」という噂を立てられてつらい思いをしたけど、実際男が好きというわけではなかったのかも。(女の子に陥れられたから、女の子が苦手っていうのはホントだと思いますが。)だから、「オミに触れたいと思うのはなんでだろう?」「オミに女の子が接することにモヤッとするのはなんでだろう?」と自分が不思議で、オミを好きっていう気持ちを自覚するのに少し時間がかかってしまったのかなと思います。
●オミの方は、入学早々停学くらった自分に最初から偏見なしに近付いてくれた幸也に、ずっと好意を持っていたんじゃないかなぁ…幸也のことをずっととても大事にしてて、微笑ましいです。
●圭と志麻もすごく良い友だちで、幸也のことよく見てるし、さりげにオミ→幸也のことを応援してるのがいい。
●3巻のラストがすごくもったいない気がします…ふわっとしたまま終わってしまったような。この作品らしいといえばらしいんですけど、あと2Pくらい続きそうな雰囲気だったし、もう少し二人がお互い好きっていう気持ちを噛み締めて盛り上がってもよかった気がしました。
●絵柄はすごく好きです。幸也は守りたいかわいさで、オミは大人っぽい色気がある。ストーリーに合ってると思います。
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