八岡さんが最後に呟いた真実は





2021年11月18日
古い屋敷で繰り広げられる不気味で妖艶な物語です。とにかくキタハラリイ先生の絵柄が美しい!加えて修正が甘いというご褒美。顕史さんの妖しく美しいお姿がこの物語の全てのカギを握っていると言っても過言ではないので。エロスと快楽をただお求めなのかなと思いましたがもちろんそうではなく、顕史さんの心の闇と愛情を乞うがあまりそうさせていると分かってからは、とくに3巻からストーリーは大きく動きだし息つく間もないほどの怒涛の展開に。赤の色が認識できない病にかかり世の中が金色にしか見えなくなった画家の八岡さんが最後に呟いた真実は…。はらはらと涙がこぼれました。

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