葬送のフリーレン
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葬送のフリーレン

山田鐘人/アベツカサ

無料分のみ読みました

2021年11月19日
勇者たちが魔王討伐を果たしたあとの物語。
エルフの主人公だけ老いる様子がなく、仲間は先に亡くなっていく。亡くしてから湧き上がる思いに突かれて彼らとの想い出をたどる姿は、絵の綺麗さとあいまって物悲しいセピア色だ。
当時は感謝していた村が、銅像を放置していたり、当時は苦戦した魔族が時の流れによる解析と研究で無力化していたり。
評価が高いのも分かる完成度だが、読む度に老いるような気力を削がれていく感じがする。そういうものを読んでもいい気分でない時はオススメしない。
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