竜王陛下の逆鱗サマ ~本好きネズミ姫ですが、なぜか竜王の最愛になりました~ 連載版
かわのあきこ/しきみ彰
このレビューはネタバレを含みます▼
原作小説の竜族がとにかく竜王含めて全員酷い。主人公は竜王が数百年探し続けてきた大切なつがい。そして竜族にとってつがいを失うことは自らの死をも意味するほど、つがいはかけがえのない存在。それを「今までの慣習だから」という安直な理由で一夫多妻を継続し、他の妻と同じ扱いにして女同士の腹の探り合いに放り込む。(今までは王につがいがいなかったから一夫多妻にしてただけっていう前提はどうしたんだよ!!!)そしてあっさりと城内に(城内に!!!)敵の侵攻を許して主人公が攫われた際には「(主人公が)勝手に動き回るからだ。牢にでも入れておけばよかったのか?!」と部下の竜族が竜王に逆切れ。さらわれたの竜族の敷地内なのになにその言い草。全部主人公のせいかよ。竜王の威厳はどうした。
そして竜王自身も最強最強と謳われておきながらヘタれ炸裂。さらわれた主人公の位置を正確に把握しておきながら、部下に「つがいが大切なのはわかりますけど~仕事優先してくれないと困りますよねぇ」と言われただけで犬のように従順に従い死にかける主人公放置して帰宅を待つだけ。え、最強の竜王サマってば一切何の役にも立たないんですけどどういうこと。
ただ、コミカライズは作画が本当にきれい!!☆2は全部作画分です!原作内容はマイナスつけてもいいくらいなので…あ、あと主人公の性格も別に悪くないと思う。ただいかんせん竜族が全員ゴミすぎて続き読めない…。
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