愛も憎しみも沈黙の中で【タテヨミ】
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愛も憎しみも沈黙の中で【タテヨミ】

QiangTang/TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi

中華系時代物風で絵がひたすら美しい

ネタバレ
2021年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無垢で健気な受けで本当に可愛らしくて、いじらしい。これは惚れてまうわ。攻めは強引だし残酷だけど受けにはデロ甘で独占欲丸出しだしツンデレだし、素直じゃなくて不器用で時にそれが受けを傷つけてしまうことにもなります。
中華のドロドロ時代劇のようで目が離せない展開です。外国のコミックなんでエロは間接的にしか描かれていませんけどね。
追記···最新刊の34巻みました。最低。攻め最低。泣きました。こんな攻めは捨ててしまえーっ。攻めはこれから報いを受けるだろうな。攻めがざまあされるの楽しみ。受けはさすがに攻めから心が離れるかな、受けが逃げて攻めが追うのが好きだし、こんな攻めからは本気で離れてほしいので、これからの展開も目が離せない。
そして追追記です。母親の死をきっかけについに受けの心が離れて、攻めが徹底的にざまあされます。最初はやっちまえーと、なるのですが、段々と、もうさ許してあげなよ、こんなに思ってくれてるんだから、と、あまりのざまあっぷりと受けの徹底的な拒絶に、攻め応援したくなります。そこからの新たな真実発覚からの受けの逃亡、そりゃあ両親の敵が攻めだったかと発覚したら、もう傍にはいられないよなあ。攻めも受けが逃げた痕跡から、過去に害した大勢の中に受け親子がいたことを知り、それまで意識もしなかった過去の自分の行いを突き付けられ、受けにこれは完全に見限られるだろうショックで吐血なのか舌噛んで出血だかして倒れこむほどです。からの、73巻からは、あの俺様攻めが仮面を付け正体を隠して受けの護衛として付き添うようになります。正体を隠してでも玉の、受けのそばにいたいという健気さ、マジかよあの唯我独尊俺様攻めか本当に。
ああ、次巻が待ちきれない。そして本当に絵がキレイ。そして受けが健気で可愛い。攻めに冷たくしている時も、怒っているのに可愛いんですよ。攻めはカッコいいし。めっちゃ強いカリスマ帝なのに玉を前にすると形無しで狼狽えまくりなのが面白い。
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