しょせん他人事ですから ～とある弁護士の本音の仕事～
左藤真通/富士屋カツヒト/清水陽平
このレビューはネタバレを含みます▼
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購入して正解！やっぱり面白かった！
表面的には人を食ったような言い方をする弁護士が、
当事者が本気になった所でスイッチが入って、
最終的に依頼人にベターな方法で解決しようとしてくれる。
私も以前、弁護士の方にお世話になったことがある。
最初はこの主人公のように、感情のない機械的な受け答えだと
感じていた。
「本当にこの弁護士さんでいいのかな？大丈夫かな？」
でも、いざ交渉の場になったら、私より私のことを理解し
私が言いたいこと、望んでること全てを相手に伝えていた。
ああ、最初あんなに事務的で無感情のようだったのは、
正確に物事を把握し、私が少しでも有益になるように
交渉を組み立ててくれたんだな、と思った。
タイトルの「しょせん他人事」は、依頼人の気持ちや状況に
引っ張られることなく、1歩引いた場所から物事を見る為
なのかもしれないと、私は思った。
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