ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版
膨らみすぎた風船が破裂する時





2021年11月27日
読み始めたら止まらなくて気付いたら朝になってました。成り行きが気になり過ぎて、ふたりが笑える未来が見たくて時間がたつのも忘れて読破してしまった。パートナー(?)に体の関係を拒まれ続けている二人がひょんな事から繋がり、傷を舐めあい、惹かれ合い、ふたりでどしゃ//ぶりから抜け出したんだか、どしゃ//ぶりにふたりで飛び込んだんだかみたいな流れが凄く良かった。求められる事への安心感や充足感って関係を継続させる上でやっぱり必要不可欠だと思っていて。子供を作る事、は、結果じゃなくて、求め合い満たし合い、愛し合った過程に過ぎないと思うので、話し合いもせず一方的にそれを放棄しちゃう事への擁護は一切出来なかった。飼い殺しはだめでしょ。変な話ですが、和章と整の恋物語にした方がBLとしては正統派?だった気がします。すれ違いを乗り越えて。みたいな。結果一顕と整の恋物語だった訳ですが、若干棚からぼたもち的な終わり方なので、偶然じゃなくて必然だったんだよ!みたいな2人のアレコレ的な続編を求めてメロウレインも読もうと思います。

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かな さん
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