しっかりもの

異世界転生の元日本人でありながらわかりやすいチートスキルには恵まれず、授かったのは聞いたこともない家つくりスキル。毒親から売り飛ばされる前に逃げ出すも、選民思想の強い街に冷たく迎えられるところからスタートします。
ニホン族という、転生を公開してチートをやらかす転生元日本人たちとは距離をおき、転生を隠し、異世界に溶け込んで自らの創意工夫と努力で生きようとする姿が素晴らしく、好感が持てます。嫌な人もいれば良い人もいて、リアリティありながらどこかあたたかい、この世界観が大好きです。
2巻のあたりで少しずつ、このスキルのチートぶりの片鱗が見えてくるので、このスキルの便利さや、快適な家を求める道のりが期待でき、続きを楽しみにしています。
当然ながら、チート俺Tueeざまぁをお求めの方にはむきません（笑）