このレビューはネタバレを含みます▼
1巻ごとにひとつの問題が解決するのは、次巻までヤキモキせずに済むし内容を忘れずに済むので良いと思います。
けれど、バトルシーンがあまりにもチープで、敵が強そうな風貌の割にビックリするくらい毎度弱すぎるし、問題の解決もあっさりで、あまり深く錬られた内容ではないです。
まぁ、ただひたすら『かっこいいレン』を描きたいだけなのかなー、という感じですね。
というか、アノンは脅しただけで良いのか!?て思います。
リゼルより余程外道なことしてるのに、第一王子だからなのか、直接手を下してないからなのか、見逃されてるのが納得いかない。
さらっと読めるけれど、ドキドキやキュンはほぼない、かっこいいレンをひたすら拝む為だけの内容となっております(笑)
なんだけど、レンのヤンキー口調と王子を「さん」呼びはやっぱり違和感満載だし、レンが自分で「嫌われ貴族、第4王子レン」って名乗りを上げるところが、昭和のヤンキー漫画風で、せっかく緊張感あふれそうなシーンなのに爆笑させられます。
あ!そうか!!
今気づいたけれど、これはコメディ漫画なのですね!
それならチープさも昭和さも納得です!爆