このレビューはネタバレを含みます▼
まさに思春期の空気感。
噂が広がるのも、土井みたいなイキリ学生も、女子の勘違い牽制も、何もかもリアルな空気で読んでて本当にしんどかった。
特に土井のシーンは本当しんどくて、寧ろ周りがよく我慢したなと思う。そしていじめじゃないと土井は言っていたけど、いじめだからこれ。いじめではないと言っていたけどいじめだからね。
見て見ぬふりする空気とかもリアル。ネットではよく見て見ぬふりする人も悪だと言われてるけど、実際見て見ぬふりする人が大半だと思う。そんなの無かったら今頃いじめはないから。
だから2巻の空気が本当にしんどかった。
ホモじゃない、と嘘をつくことにした流れにホッとした。
私は、まず自分を大切にしてほしくて、でも土井みたいな無神経で面白いからとああいうことしてしまう人間は絶対いて、どんなに正論をぶつけても絶対いるから、その無神経共から自分を守るためなら嘘をついていいと思ってるから。
その嘘をつくという防具をつけれたのは間違いなく周りの友人達の存在で。だから堂々嘘ついた教室のシーンはぐっときた。
でも、読んでて一番ぐっときたのは、お姉さんにカミングアウトしたシーンかな。
お姉さんが目を見て本当なんだとすぐ判断して抱きしめたところで急に涙出た。お姉さんが守ってくれる、そんな力強さを感じた。
3巻まで長そうだけど、唯司のターンらしいので楽しみ。恋愛ができないかもしれないと、また別の視点で悩む唯司がどうなるのか。
語りたいこと沢山あるほどいろんな感情がぐるぐるしてる。