このレビューはネタバレを含みます▼
奈良岡一は要人警護の際に警護対象ではない少女を守った為にその少女の父親でもあった要人を死なせてしまった過去があり自分の選択が正しかったかどうか苦しんでいる時に葛城総一郎の父親に一生かけて総一郎を守れと言われ救われた。8年間お仕えして大学生になられた坊ちゃんは独り立ちしようと奈良岡に頼るのを辞めようとする。それは総一郎が奈良岡を好きで主人としか見ない奈良岡への抵抗だった。でも2度目の誘拐でもやっぱり奈良岡に助けてもらう総一郎。そんな時に思わず奈良岡が抱きしめキスしてきたので総一郎はもしかして奈良岡も自分の事を好きなんじゃないかと何とか聞き出そうとするがことごとくはぐらかされる。とうとう我慢出来なくて総一郎が強引に迫ったらやっと自分の気持ちを告白した奈良岡に抱くように命令して結ばれた。それでも総一郎が跡取りとして責任を果たさなければいけないと思い父親が薦める見合いをする様に進言する。そして見合いの時相手の女性の美鈴に自分はゲイだから断ってくれる様に言い陰で聞いていた奈良岡はびっくり。ところがその女性は総一郎ではなく奈良岡が目的だった。何とその女性美鈴は奈良岡が助けた要人の少女だった。奈良岡は一瞬美鈴のもとに自分が行けば総一郎の為にはいいのではと考えたが地震が起き坊ちゃんの一言で心ならずとはいえ美鈴を守ってしまう。もう総一郎だけを守る様な人生にしたいと訴える奈良岡に総一郎も腹を括って応える事に決めた。良かったね。長年の想いが叶って、、、、