ひみつの箱庭【単行本版(特典付き)】
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ひみつの箱庭【単行本版(特典付き)】

梢子

なんの解決にもなってない

ネタバレ
2021年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定は複雑なのに、なんの解決にもなってなくて、主人格を置いて、別人格同士がくっついた物語でした。
言いたいことはわかる。
要するに、主人格だけじゃなく自分達にも自我があって、蔑ろにされたくないってことだよね。いつもは別人格が必死に主人格を守ってるのにいざという時に主人格が中心になるのが嫌だということ。
そこら辺の葛藤とか、主人格との関係とかあまりにもさらっと流れて別人格同士がくっつくので理解できなかった。
そもそも、星宮の別人格が急にレイ◯してきたのも理解できないし、そこからくっつく意味も展開早すぎて理解できなかった。
設定が生かし切れてない気がする。
いつか別人格の自分達は消えるけどそれまでは別人格同士一緒だよエンドだったけど、なんの解決にもなってないよ……って思った。
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